一人暮らし 給料

 

 

憧れの一人暮らしを始める時に、やっぱり1番に気になるのはお金の問題。「自分のお給料でやっていけるのか」という心配は尽きません。
 

今回は「一人暮らし」と「お給料」に関する気になるあれこれをまとめてみました。
 

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「私、お給料10万円ですが一人暮らしできますか?」

一人暮らし、このお給料でいけますか?

「一人暮らし」「予算」「収入」などでインターネット上を検索してみると、様々な質問が見つかります。その中でも目立つのが「自身の収入で一人暮らしが可能か」という質問。中には「10万円の手取りで生活していけるか」という質問まで。
 

実際世の中の一人暮らしさん達は、一人暮らしをする為に月にどのくらいの費用をかけているのでしょうか。総務省統計局の調査では以下のような結果が出ています。
 

一人暮らしさんが1ヶ月に使う平均消費額

★単身者家計調査報告(家計収支編)

  • 1世帯当たりの1か月平均の消費支出…153,178円
  • 1世帯当たりの1か月平均の消費支出(除く住居等)…124,012円

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)―平成28年(2016年)1~3月期平均速報―」より
 

以上のように、一人暮らしをするにあたって1ヶ月の消費支出は約15万円という方が多い様子。ですが、これはあくまでも平均値であって、様々な収入の人や様々な家賃の人などがいます。
 

実際、一人暮らしには月収いくら必要?

冒頭のように、「お給料が10万円で一人暮らし」となるとかなり生活は厳しくなります。贅沢な事はできませんし、趣味にお金を使ったりもできませんが、生活できるか否かに関しては住む地域や生活スタイルによっても変わりますし、自身の貯金の有無でも状況は大きく変わります。
 

ですので、「お給料が10万円で一人暮らし」は不可能ではありませんし、実際に手取り10万円で頑張る一人暮らしさんもいらっしゃいます。実質、一人暮らしを始める際にはかなりの費用がかかります。
 

でも、初めてしまえば月収が少なくても生活はできます。ただし、「自分の収入に見合った環境を整えれば」という条件で。月収が少ない場合は少ないなりに生活レベルを合わせれば一人暮らしをしていく事は可能になります。
 

ただし、手取りが10万円以下であったり、5万円程など極端に少ない場合は十分な貯蓄が無ければ一人暮らしは現実的ではありませんので悪しからず。
 

このように、「○○円あれば一人暮らしができる」という考えでは無く、「○○円の手取りで生活できるように環境を整える」という考え方をすればイメージしやすいでしょうか。
 

では、その「自分の収入に見合った環境づくり」とはどういったものなのでしょうか。
 

一人暮らしさんのお給料の○○%を占める生活費とその内訳

実際に一人暮らしをする上で必要になる費用というのは、いわゆる生活費の事です。手取りが多くても、少なくてもその中で生活費を工面していかなければなりません。
 

生活費の中には様々な出費項目が含まれており、それぞれに収入の中での理想の割合という物があります。
 

収入の中での、生活費における理想の割合

  • 家賃…30%
  • 食費…15%
  • 生活用品…5%
  • 水道光熱費…5%
  • 交通費、通信費用(携帯など)…10%
  • 医療費・保険料…5%

この割合を自身のお給料に落とし込んでみて下さい。そうすれば自分自身が一人暮らしをする上で、それぞれの費目にかけられる金額が見えてきます。
 

★生活費を簡単にシミュレーションする為の便利なホームページも作られています。
生活費.com「一人暮らしの生活費 計算シミュレーション」
 

この生活費目は、毎月固定でどうしても金額が変えられない固定費」と、努力次第では負担を減らす事ができる変動費」に分ける事ができます。
 

例えば
 

  • 家賃
  • 通信費(携帯・インターネット等)
  • 保険料

などは、契約時の金額が固定で毎月引き落とされてしまいます。これを「固定費」と呼びます。そして、逆に
 

  • 食費
  • 生活用品
  • 水道光熱費

など、毎月の費用が変化する費目を「変動費」と呼びます。「変動費」に関しては使いすぎる月もあれば節約をして負担を減らす事もできます。
 

「自分の収入に見合った環境づくり」をする為には、いかに「固定費をおさえるか」がポイントになってきます。その固定費の中でも特に「家賃の予算」を慎重に考える事がとても大事。
 

実際に一人暮らしライフが始まってからの金銭的な逼迫を和らげることができます。
 

一人暮らしさんの生活費を逼迫!?「給料」と「家賃」のバランスは大事

自身の収入に見合った家賃の物件を選ばなかったことにより、生活費が逼迫し生活苦を強いられている人というのは実は多いのです。自身のお給料と家賃の関係というのはバランスがとても大事。
 

ただでさえ家賃は月の出費の中でも1番金額が大きく、また固定費として毎月コンスタントに引き落とされていきます。
 

一般的には「収入の1/3」が理想と言われている家賃ですが、実際の生活の上で金銭面にゆとりを持たせたいと考える場合は更に「収入の1/4」の割合で考えておく方が無難です。
 

例えば15万円の手取りの人が「1/3」で家賃の予算を立て、5万円の物件を選んだ場合、毎月部屋にかかる費用が5万円のみという訳には行きません。
 

例えば共益費が別に必要であったり、駐車場代、町内会費などが必要であったりなど予定外の固定費が発生する場合があります。
 

一人暮らしを始めてから「貯金をしたい」であったり、「何か習い事や趣味をしていきたい」であったりなど、金銭面の余裕を作っておきたい場合は家賃にかける費用をできるだけおさえる工夫をする事でその分の費用を浮かせる事ができます。
 

部屋にかける予算は「トータルで○万円まで」と計画をたてて物件選びをする事がとても大事です。
 

一人暮らしをする女性の社会問題「貧困女子」

最近テレビやネットでも良く見かける「一人暮らしの女性の貧困」。年収200万円以下で一人暮らしをして、毎日ギリギリの生活をし「貧困女子」とも呼ばれています。
 

中でも20~30代の独身女性の「貧困女子」が増加しており一説には3人に1人の割合とも言われます。なかでも、
 

  • シングルマザーの貧困
  • 高学歴女性の貧困

などがよくメディアでも取り上げられており、社会問題として注目を集めています。
 

原因として挙げられているのは「男性と比べ非正規雇用の割合が高い」という面が問題視されており、若い女性の多くが正社員を望んでいても、実際若い単身女性1/3が年収114万円未満の貧困層と言われています。
 

良い大学を出ていても、実情はフルタイムで働いていても収入が少ない「ワーキングプア」と呼ばれる状況が発生してしまいます。
 

「貧困女子の定義」としての基準と言われる物が、「お給料(月収) - 家賃 =85,000円以下」です。自身の手取りから、検討している物件の家賃をひいて、残った金額が85,000円以下の場合貧困女子レベルと言われます。
 

例えば月々13万円程のお給料で5万円の家賃の部屋に住んだ場合、残るのは8万円です。その中からその他の生活費を工面すると考えた場合非常に経済的に厳しい生活であるといえます。
 

そしてその現状から抜け出そうとしても正規雇用は難しく、非正規雇用で朝から夜まで必死に働いでも給料は安く…心身ともに疲れていくという負のスパイラルを招きます。
 

また、「都会での一人暮らしのため家賃が高い」「自己投資を続けている」「シングルマザーのため養育費がかかる」などのやむを得ない高額出費などがある場合は貧困女子になりやすいと言われます。
 

貧困女子になりやすいきっかけと言われる物の中に、「一人暮らし」も含まれており、仕事の変化(転職・退職)や、体調の変化など、いつ起きるかわからない、自分にも起こりうる人生の転機が貧困へのきっかけになってしまいます。
 

女性が安心して一人暮らしをする為には「まわりに頼れる人・助けを求める事ができる人がいる事」「情報をしっかり収集する事」「貯蓄を蓄えておく事」がとても大事です。
 

都内での一人暮らし、お給料の違いで何が変わる?

毎年東京で一人暮らしをする為に上京する人はとても多く、その中でやはりお給料と費用の事は気になります。
 

都内で一人暮らしをするとしても、基本的には同じ国内ですからどこで一人暮らしをしても同じように生活費が必要になり、生活費目も基本的に同じです。
 

ただ、都内の特徴として「地域ごとの家賃の金額差」があります。自身の手取りに合わせて「1/3」や「1/4」の家賃の物件で生活をしたいと考えても、それに見合う家賃の物件が見つかりにくいかもしれません。
 

東京の家賃の相場を「人気駅別」「人気市区町村別」「家賃相場が安い順」の3種類でまとめてみました。
 

一人暮らし向けの人気駅別ランキング(H28.8現在)

1位 吉兆寺駅 7.83万円
2位 池袋駅  8.77万円
3位 恵比寿駅 12.62万円
4位 中目黒駅 10.5万円
5位 早稲田駅 7.82万円
 

一人暮らし向けの人気の市区町村別ランキング(H28.8現在)

1位 新宿区 9.13万円
2位 中野区 7.72万円
3位 渋谷区 10.55万円
4位 中央区 10.68万円
5位 港区  11.89万円
 

不動産・住宅情報サイトHOME’S「シングル向けの人気駅・市区町村ランキング×家賃相場」より
 

東京23区の家賃相場が安い駅ランキング(H28.8現在)

1位 足立区北綾瀬 4.95万円
2位 葛飾区柴又 5.16万円
3位 葛飾区堀切菖蒲園 5.18万円
4位 葛飾区京成立石 5.35万円
5位 練馬区武蔵関  5.36万円
 

SUUMOジャーナル「東京都23区内駅の家賃相場安い駅ランキング」より
 

以上のように、人気があり便利な地域というのは家賃が高く、いくら職場や学校が近いといえども自身のお給料に見合わない物件を選んでしまうとその後の生活がとても大変になってしまいます。
 

ですから、そういう場合は無理をして高額な部屋を選ぶのではなく、少し郊外の物件を選ぶ事も大事。少し離れていると言っても東京ですから利便性は地方に比べ格段に良いでしょう。
 

自身のお給料に見合った家賃の物件を郊外で見つけ、そこから通勤・通学する手段をやりくりして節約するという生活を選べば厳しい生活苦や我慢の生活からは少し逃れる事ができます。
 

地方ではあまり無い地域ごとの家賃の大きな差が、東京では顕著に表れていますので、収入によって希望の地域に住めるかどうかという事が大きく左右されそうです。
 

まとめ

一人暮らしとお給料はとても密接な関係を持っています。単純に「お給料が高ければ良い」という訳でもなく、「そのお給料でいかにやり繰りをするか、いかに理想の割合で生活をするか」という事を計画的に考えていかなければお給料がいくらあっても一人暮らしはやっていけません。
 

そして、少しでも一人暮らしライフに余裕を持たせたい場合は「固定費」にあたる家賃、光熱費の基本料金のプラン、携帯やインターネットの契約プランなど、基本的に変動しない固定金額の契約をする時にできるだけ安くおさえるという事が大事。
 

一人暮らしの前に知ると知らないでは後々大きく状況が変わってくるポイントです。限られたお給料で憧れの一人暮らしライフを楽しむために、色んな情報を得て色々工夫する事できっと素敵な毎日が送れますよ。では、良い一人暮らしライフを♪
 

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